ABENOMICSの効果でToyotaが売れている。しかし改善も必要だ

2013/10/30

Toyotaの自動車販売台数が7月-9月期も米大手自動車メーカGM(General Motors)を含め全自動車メーカを上回った。4月-6月期もトップだった。この結果を受け、海外のメディアがABENOMICS効果の表れだと報じている。
Toyoyaとその子会社がこの期間に販売した車の台数は250万台となり、1年前の同期と比べて2.8%伸びたとToyotaが正式に発表した。今年は既に741万台車は売られている。
それに対して、米Detroidを拠点とするGMは240万台(今年725万台)を販売したのは1年前の同時期と比べて5.5%伸びた結果になった。欧州からはドイツのVolkswagenが233万台(今年703万台)を販売したと発表した。Toyotaのこの実績は、安部氏が総理大臣になって実施してきた経済政策、通称ABENOMICSとも呼ばれている、の効果の表れだという経済評論家は多数いるようだ。
本政策は、主に日本円の通貨価値を下げることで輸出産業を応援するというものです。この効果で日本の品質のいい車が海外で今までと比べて安い値段で販売されることになり、競争力がアップしたことで販売台数が伸びたといわけだ。Toyotaの株式も今年58%利益率もあり、GMの23%利益率を圧倒している。
Atlantis投資研究コーポレーションの社長Edwin Merner氏、”円の現在のレートは安定している。動きがあれば1ドル95円から105円の間になるでしょう。この状態がToyotaの成長にプラス影響を与える”と述べた。
 一方、アメリカで人気モデルであるToyotaのCamry、Prius Vを含む複数の車種が保険会社の衝突試験で低い評価をもらった。試験の結果から見れば、左側座席、運転手の足のところが衝突で怪我しやすい構造になっているという。また、Toyota Camryの後ろ窓側のエアバッグが衝突時に十分開かない為、ダミー人形の頭部が強く窓とぶつかった。
Toyota Prius Vの場合、衝突にサイドエアバッグの開きが遅いという結果だった。この結果を受け、Toyotaから”この問題を解決し、安全性をさらに上げる”と正式にコメントを寄せた。
改善こそが日本の物事に取り組む特徴であり、強みでもある。問題を解決し、さらに強いToyotaになっていくでしょう。

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