技術進歩の次の狙いは身に装着できるもの、使ってみたい12つのウェアラブルデバイス

2014/04/13

誰もが興味を持つ最新技術。その進歩は目覚ましく、入れ替わりも激しい。新しい物が出たと驚いていたら次の物が直ぐ出てくる。これが当たり前のようになった。一言で言えば人は技術の発展に圧倒されている。
人は便利さを求める。サイズを小さくしたり、形を変えたり、色んな物と繋いでみたり、色んな物をつけてみたりする。去年から、はける、きれる、身に装着するハイテックな技術の話題が多くなってきた。正式に発表する会社も現れてきた。市場には認知度がまだ低いようだが、今年から本格的に広がっていくでしょう。このような端末をウェアラブルデバイス(Wearable Devices)と呼んでいる。では、どのような物があるでしょうか。
1. Google glass(グーグルグラス)
一番話題を集めているのはGoogle Glassではないかな。2年前から話題になった。スマートフォンで出来る機能をメガネに搭載した感じですね。一方、両手が自由になったことでスマートフォンで出来なかったことも出来るようになる。その特徴は、自然言語で音声操作が可能ということだ。例えば、「ok, glass, record a video.」、「ok, glass, take a picture.」、「ok, glass, send a message to [名前]」などコマンドが固定されているようですね。値段は1500ドルで、この間一日だけ1000ドルにしたことで注文が殺到したそうだ。使ってみたいもんだね。
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2. EPSON glass(エプソングラス)
プリンタで有名なエプソン。こんなものも作っていた。Google glassより若干大きい。開発用のツールも提供されているようなのでオリジナルアプリも作れる。Java、Androidのプログラミング知識が必要になるがあらゆる用途に応じたアプリが作れるので可能性が広がる。

3. Sony smart band(ソニースマートバンド)
歩数計機能はもちろんある。lifelogというアプリと同期を取ることでユーザの行動を記録する機能を持っている。例えば、写真を取った、電話した、Facebookにコメントした、メールしたなど日々の行動を記録していく。また、スマートフォンに連絡きたりする時知らせてくれる機能も。防水設計になっているので場所を選ばずどこでも活用できるブレスレット型デバイス。

4. Samsung gear(サムスンギアシリーズ)
アラーム機能、ハートレートミニター機能、スマートフォンと連携してメッセージ、着信機能が搭載されている。世界が認めたサムスンが開発したブレスレット型デバイス。既に日本で発売されているので店に足を運んで体験してみるとその良さ、面白さがより分かるかと思います。
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5. Huawei talk band(フアーウエイトークバンド)
中国が誇る通信機器メーカのブレスレット型デバイス。機能は大体ソニーのスマートバンドやサムスンギアとほぼ同じだがバッテリの長持ちを強調している。2時間充電して、なんと6日間も使えるのでかなり使い勝手がいいと思われる。充電するのを忘れちゃうくらい性能だと思いますね。シンプルなデザイン、ファッションとしてもいろんな服装に合わせられそうですね。
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6. Mio link(ミオリンク)
時計機能はもちろん、ハートレートの状態を知らせてくれる運動サポート機能が充実しているようだ。ブレスレット型デバイス。ダイエットやフィットネスしている方に薦めているようだ。ディスプレイが無く、1ボタンのみでコントロールが可能というとこが特徴かな。

7. Nymi
カナダのBionym会社により開発されたブレスレット型端末。心臓の波形(heartwave)でユーザを認証できる機能が特徴。セキュリティ対策をとっているところが同類の物と異なっているようだ。

8. Sony smart watch2(ソニースマートウオッチ2)
従来の時計機能はもちろん、ソニーのスマートフォンと連携させればSNS、メール、通話、写真スライド、音楽、インターネットサイト閲覧などスマートフォンで出来る全てのことを可能した時計型デバイスです。防水なので万が一の時に安心して使える。複数の色の紐が用意されているのであらゆる場面、服装に合わせてアレンジ出来る。スマートフォンを鞄の中に入れて手首につけたスマートウオッチだけで色んな使い方が可能になる。
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9. Samsung fingers(サムスンウェアラブルグローブ
実際に商品としてまだ市場に出ていないようだがコンセプトは気に入っている。まさに「手のひらにすべてを」ぴったりの発明ですね。調べたところ、その重さは1グラムという驚きのデータもある。ここまでの軽さを実現できるようであればもう何でも作れるレベルまでに達していると言える。ちょっと信じがたい部分はあるけどね。太陽光発電が出来るので地球に優しい。指のジェスチャで処理命令も出せるところもインタフェースとしては面白い発想です。手のひらにディスプレイ、指にはカメラ、映画でみたことある使い方が出来るね。

10. Nike fuleband(ナイキフールバンド)
スポート用品メーカだけあってその用途は明確。ブレスレット型デバイス。時計機能、運動量、カロリー消費量、歩数、運動時間など鮮明に記録される。運動し終わった感想とか、体調状態とかも記録できる。そしてSNSでシェアも出来るようだ。USBケーブルでPCに接続して記録したデータをシンクできる。NikeFuelというナイキの独自の評価単位で運動量を計算し、ネットを通して友人と競争したり、運動が楽しくなる仕掛けもされている。日々モチベーション高く運動が続けられるので使ってみる価値はあると思います。
脳の状態を数字化してくれる端末。例えば、集中しているのか、よく眠れているのか、盛り上がっているのかなど見えない脳の状態を見せてくれる画期的な製品。専用アプリが脳の状態を把握して、適切な状態にする方法など指導してくれたりもできるようだ。魅力的な発想ですね。今年発売される予定になっている。

12. LifeBeam Helmet (ライフビームヘルメット)http://www.life-beam.com/product/helmet/
サイクリング時に頭を守ってくれるこのヘルメットには色んな機能が仕込まれている。心拍数や消費エネルギをモニータリングすることで体調状態、運動成果を評価してくれる。モニータリングすることで集めたデータはスマートフォン、パソコン、スマートウオッチなどほとんど任意のフィットネスアプリケーションがインストールされた端末に表示して確認出来るそうです。熱い、寒いどんな環境でも使えるように作っている用なのでサイクリングファンには必需品になりそうですね。既にアメリカ、ユーロッパで200ドルで販売されているようです。

上記のWearable Device以外にも行きたいところに導いてくれる靴、気分に合わせてスタイルを変えたり天気に合わせて温度調整ができたりする服、帽子、血圧など体内の状態を把握出来る指輪、視力に合わせて調整できるグラスなどもう出来ていそうですね。
5、6年前まではスマートフォンというものを知らない人の方が多かった。しかし、今は日常必需品といっても過言ではない。Wearable deviceも同じような道を辿るでしょう。そのうち、また当たり前の物になっていく。今後どのような物が出てくるかますます楽しみですね。