P波が命を救う。地震のP波について

2017/02/14

何のことか思いつきましたか。

地震が発生すると2種類の波が同時に発生して広がることで地震が遠くへと伝わっていく。

その2種類の波をS波とP波と呼ぶ。


S波は振動の伝わる速度が遅いがエネルギが大きい。被害が大きいということです。


一方、P波はエネルギが小さいが振動が伝わる速度が速い。より速く遠くに振動が伝わるということです。


P波の速いという特徴を利用して開発されたのはご存知の緊急地震速報です。


P波が日本全国においてある地震計に伝わると速度の遅いS波の到達時間を計算してメールやテレビで「まもなく大きいな地震がきます」とアナウンスします。

S波の大きな揺れがくる前にアナウンスすることで身の安全を守るちょっとの余裕を与えようというシステムです。

では具体的にどれくらい速度が違うのか。

調べたところ、S波は秒速6キロ〜7キロ、P波は3キロ〜4キロ。大体2倍の速度の差ですね。

これは二倍速く地震情報を察知出来ることなので先に動いて身を守ることが可能になる。

しかし、与えられる余裕は長くて10秒だそうです。
10秒は稀ということなのでその半分の5秒で私たち何ができますか。机の下に隠れる。

あるいは必要な物をまとめてドアか窓を開けて外にでる。やることが多い。慌てずにできるでしょうか。

そこで準備しましょう。

地震緊急速報がきたら持っていくものを特定の場所に用意しておく、そして5秒で出来る一番安全な行動を考えてシミュレーションしておくなど。準備するだけで心強いです。

しかし、地震緊急速報には対応しきれないケースもある。

速度の数字からも分かるように震源地から遠くに行くにつれて速度の差が明確になるが震源地が近いとSP波の速度の違いはほとんど分からなくなる。速報と同時に揺れがくることもあり得るわけです。

そもそもなぜS波なのか、なぜPな波のか。

P波は、ラテン語で初期、最初という意味を持つ"Primae"という言葉の頭文字からきているようです。分かり易いと思うが、振動が最初に伝わるということを指している。

それに対して、S波はラテン語で"2番目"や"次の"という意味を持つ"Secundae"の頭文字のSで呼ばれることになっている。

日本は地震大国です。

地震に備えて事前準備もしておかないし、地震について理解を深めなくてはいけません。

この記事をきっかけに地震対策万全に準備しておいてください。

うしろに伸ばすのはあまりにもリスクを伴うことなので準備はお早めにやっておいてください。