オーガニック食品とは? 特徴、見分け方

2014/10/19

世界中がオーガニック食品をより求めるようになってきました。そのオーガニック食品とは化学農薬を使わないで育てた植物や遺伝子組み換え技術を採用してない植物、その植物で作った食品のことです。自然の中で育った、あるいはそれに近い環境で育ったものなので体に残す危害は少ない、体に優しい、安全ということです。それに野菜は環境のちょっとした変動で味が変わる位敏感のようですから農薬を使えば当然味も変わるでしょう。オーガニック野菜の味の方が本来の味とも言える。オーガニック食品を有機食品、有機栽培食品ともいいます。同じ意味です。
こんな魅力あふれるオーガニック食品ですが作る行程が一般のものより手間ひまがかかる上、国が定めた一定の基準をクリアしないとオーガニックとして認められません。その基準を取りまとめているのは農林水産省が制定した「有機JAS規格」というものです。英語名称「Japanese Agricultural Standard」の頭文字をとってつけたものだが一般的には「ジャス」や「ジャスきかく」と呼ばれている。この規格によればオーガニック食品には次のような定義があります。

化学的に合成された肥料及び農薬を避けることを基本として、播種または植付け前2年以上(多年生作物にあっては、最初の収穫前3年以上前)の間、堆肥等による土づくりを行った農場で生産された農産物。
簡単に言えば、土作りで2年以上前から(ジャガイモ、ネギなどのような何年にわたっても生育や生殖を繰り返す植物の場合3年以上前から)禁止された化学肥料を使ってない、遺伝子組み換えの種を使っていない農産物であることが大前提なんです。また、土を自然のまま保てることになるので環境の好循環にも繋がる。食の安全保護もそうなんですが、大きく言えば環境保護にも貢献していることになる。
有機JAS
有機JASマーク
有機JAS規格に適合した食品(農産物や農産物加工食品も含む)には太陽、雲、植物をイメージした「有機JASマーク」というマークがつけられる。このマークを付けることで初めてオーガニック食品として販売することが許される。しかも年に1回、認定専門検査員による調査が行われオーガニック基準に適合しているか確認されている。商品のブランドにもなるので価値を落とさないように生産側と販売側も徹底して基準を守っている。なので有機JASマークが付けられた商品は品質がいいという保証になる。
JAS規格は国連の下部組織であるCODEXが制定したCODEX規格に基づいて作られている。
日本と同じように外国でもCODEX規格をもとにオーガニック認定規格が作られている。認定の基準が日本と異なるところもあるようですがオーガニックとして販売される商品は厳しい基準をクリアしないといけないという意味では同じです。同じ規格を基に作られているのでその規格に参入した国であれば基本的にお互いに通用するようです。海外では下記のオーガニック認定マークがあります。日本で見かけることがあるかも知れない。
オーストラリア有機認定
オーストラリア有機認定マーク
ブラジル有機認定
ブラジル有機認定マーク
中国有機認定
中国有機認定マーク
EU有機認定
EU有機認定マーク
フランス有機認定
フランス有機認定マーク
スエーデン有機認定
スエーデン有機認定マーク
タイ有機認定
タイ有機認定マーク
アメリカ有機認定
アメリカ有機認定マーク
オーガニックと間違え易い「無添加」という表現も有ります。一見すると付け加えてないということなのでオーガニックなのかなと疑問をもつ方もいると思います。調べてみれば、含まれている成分に一部科学的な物が含まれていない場合に使う表現のようです。なので「アルコール無添加」や「保存料無添加」、「防腐剤無添加」など加えていない物を強調した表現にするそうです。